バルト海をフェリーで越えて、スウェーデンへ(DAY17)

🧭 これは 2025年8月 のヨーロッパ大陸を旅した記録です。同じ旅の記事を見る →

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訪問先

今日は、ドイツ北部・バルト海沿岸の街ロストック(Rostock)から、いよいよ船で北欧へ渡ります。

午前中は海辺の地区へ。クルーズ船の寄港地としても人気のこのエリアには、砂浜にずらりと箱のようなものが並んでいます。ストランドコルプ(Strandkorb)と呼ばれる、ドイツ名物のビーチチェアです。この並んでいる姿がかわいらしいなあ、と思って訪ねました。

ルート

ロストックの海辺 → 旧市街「クロペリーナー通り」 → ロストック港 →(フェリー・約6時間)スウェーデン・トレレボリ。

ストランドコルプの並ぶ浜

※ 写真の時刻は現地(ドイツ・スウェーデン)の時間です。日本との時差は7時間。

朝、車に乗り込んで海へ向かいます。

7:49/さあ、出発
7:49/さあ、出発
7:49/チャイルドシートから
7:49/チャイルドシートから

ロストックの海岸へやってきました。

ここへ来たかった理由のひとつが、砂浜にずらりと並ぶ白いビーチチェアを見ることでした。以前どこかで写真を見かけてから、いつか行ってみたいと思っていた場所です。

ストランドコルプは、直訳すると「浜のかご」。北海やバルト海の沿岸では、おなじみの存在だそうです。

海辺の強い風や日差しを避けながらのんびり過ごせるよう、屋根や囲いのついた独特の形をしています。現在の原型は、1882年にこのロストックの籠職人ヴィルヘルム・バルテルマンが作ったといわれています。

8:27/ずらりと整列
8:27/ずらりと整列

この日はあいにくの曇り空。しかも朝早かったこともあって、浜にはほとんど人の姿がなく、少し寂しい雰囲気でした。

青空の下でにぎわう海水浴の風景も見てみたかったけれど、並んだストランドコルプを実際に見られただけで大満足です。

灰色の海と、誰も座っていない白いかごの列。これはこれで、旅の記憶に残るロストックの風景になりました。

8:36/線路を歩く
8:36/線路を歩く
8:41/浜を駆けていく
8:41/浜を駆けていく
8:46/たかいたかい
8:46/たかいたかい
8:57/ベビーカーを押して、砂の上を
8:57/ベビーカーを押して、砂の上を

トイレの扉が、開かない

浜へ下りる前、駐車場でのこと。トイレは交代で行くことにして、まずは妻が行ってきました。

つぎは私の番。ところがサクが「一緒に行く」と言い出します。トイレは駐車場からけっこう遠い。身軽にひとりでさっと済ませて時間を稼ごう、というつもりの交代制だったのに……。とはいえ仕方がないので、背負子に乗せて連れていくことにしました。

出がけに、妻から入り方の連絡が入ります。「駐車場のカードを入口の機械に入れてから、扉を開けるんだよ」。私は場所だけ覚えて、あとはなんとかなるだろうと、ろくに聞いていませんでした。

案の定、扉が開きません。こうやるのかな、どうすればいいんだろう。ひとりでぶつぶつ言いながら、あちこち触ってみます。もうわからない、一度戻るしかない。そう決めたときでした。

背中のサクが言いました。

「ベルマーさん!! そのカードを貸してください!! こうやるんです!!」

受け取ったカードを、すっと機械に差し込むサク。扉は、あっさり開きました。

すげええ!! と本気で感謝して、無事に難を脱したのでした。

(「ベルマーさん」は、アニメ『ラブール警部』のキャラクター。この旅のあいだ、私の役どころでした。)

朝ごはんとひとやすみ

パン屋さんで朝ごはんを買って、ひとやすみ。

9:09/パン屋さんにて
9:09/パン屋さんにて
9:15/向かい合って朝ごはん
9:15/向かい合って朝ごはん

食事が終わったので駐車場に向かいます。

9:51/駐車場を歩く
9:51/駐車場を歩く

そして、出発の準備のために宿へ戻ります。宿の外には、子どもが遊べるキッチンがありました。

我が家にも同じようなものがあるので、勝手を知っているふたりは迷わず遊びはじめます。

10:51/料理をしています
10:51/料理をしています

すると、犬を連れた近所の方がやってきました。ハルはその犬に興味津々。

10:31/わんちゃんと
10:31/わんちゃんと

さて、荷物をまとめて、車に積み込みます。

11:04/車に乗り込んで
11:04/車に乗り込んで
11:06/窓ごしに
11:06/窓ごしに

ロストック旧市街、クロペリーナー通り

つづいて、ロストック旧市街(Altstadt)の歩行者天国「クロペリーナー通り」へ。カラフルな切妻屋根の建物が並ぶ、にぎやかな通りです。

11:39/噴水のオブジェで遊ぶ
11:39/噴水のオブジェで遊ぶ
11:43/甘えたがりハル
11:43/甘えたがりハル
12:04/甘えたがりサク
12:04/甘えたがりサク

お昼は、通りの屋台でホットドッグ。

正直、ドイツでは3食ホットドッグにビールだ!!と意気込んでいましたが、結局あまり食べられなかった、、

12:32/注文中
12:32/注文中
12:32/こんがり焼けたソーセージ
12:32/こんがり焼けたソーセージ
12:20/ホットドッグの屋台
12:20/ホットドッグの屋台

フェリーに乗り込む

そして、ロストック港へ。ここからStena Lineのフェリーに乗り、バルト海をこえてスウェーデン最南端の町・トレレボリ(Trelleborg)へ向かいます。所要は約6時間。北欧への玄関口として、多くの旅行者に使われている航路です。

13:32/いよいよ乗船
13:32/いよいよ乗船
13:33/うれしそうなサク
13:33/うれしそうなサク

車ごと船に乗り込みます。そのようすは動画でどうぞ。

船内の車両甲板は、こんな感じ。ここから客室のあるデッキへ上がります。

14:45/車両甲板を歩いて
14:45/車両甲板を歩いて
14:54/デッキから港をながめる
14:54/デッキから港をながめる
14:55/風がつよい
14:55/風がつよい
15:29/遠ざかっていくドイツの陸
15:29/遠ざかっていくドイツの陸

海の上の6時間

じつは私たち、船の部屋をとっていませんでした。取り方がわからなかったわけではなく、自由席もあるようだし、なんとかなるだろう、くらいの気持ちで。

19:47/手すりごしに海を見る
19:47/手すりごしに海を見る

ところが、ふたを開けてみると。船内をうろうろ歩き回っても、自由席はとても少ない。しかも、どこも埋まっています。「ここ空いてるんじゃない?」と思った席は、たいてい有料席でした。

19:48/階段をのぼって
19:48/階段をのぼって

個室は1万円ほど。でも私は、無料にこだわりました。

うまくいかなかったときに、お金を払って解決するのは、自分のポリシーに反する。こういうときは反省も込みで、あえて苦しいほうを選びます。最悪、空いている床に座る覚悟でした。

ただ、ひとつだけ引っかかっていた場所がありました。乗船口のところにあった椅子です。あそこは空いていそうだな、と目星をつけていたのでした。

戻ってみると、読みどおり。無事に座席を確保できました。日の光がまぶしくて、快適とはほど遠かったけれど……。

19:50/確保した座席が、6時間の拠点に
19:50/確保した座席が、6時間の拠点に

座る場所さえ決まってしまえば、あとはこの6時間をどう楽しむかです。

19:56/car deckにぎっしり並ぶ車
19:56/car deckにぎっしり並ぶ車

船内にはキッズルームもありました。長い船旅には、ほんとうにありがたい。

20:03/船の中のキッズルーム
20:03/船の中のキッズルーム
20:05/海の生きものに囲まれて
20:05/海の生きものに囲まれて

レストランのようなところもあって、そこで過ごす時間もありました。

20:06/レストランのようす
20:06/レストランのようす

妻は海を眺めたり、レンジでチンしてハルのごはんを作ったり。

20:07/窓の外はバルト海
20:07/窓の外はバルト海
20:11/窓ぎわの席で
20:11/窓ぎわの席で

「ごはんおいしいね〜」と言いあったり。

20:18/のんびりの時間
20:18/のんびりの時間

個室はとらなかったけれど、遊ぶ場所も、食べる場所もある。デッキに出れば風が気持ちよくて、子どもたちには走り放題の広場でした。

そうやって、6時間はあっという間に過ぎていきました。

20:21/雲のあいだから、光
20:21/雲のあいだから、光
20:28/プレイマットでひとあそび
20:28/プレイマットでひとあそび

バルト海に沈む夕日

デッキに出ると、海に夕日が落ちるところでした。

20:49/夕日を背に階段を
20:49/夕日を背に階段を

沈んでいくのをゆっくり眺めたあと、無事に下船です。

子どもたちには負担もあったかもしれませんが、なんとか楽しく過ごせました。

20:54/今日も、おつかれさま
20:54/今日も、おつかれさま

まもなく、スウェーデン。北欧の旅がはじまります。

泊まった宿

STF Blentarp Vandrarhem(Gamla Lundavägen 1938, 275 64 Blentarp)。スウェーデン南部・スコーネ地方の小さな村ブレンタルプにある、自然に囲まれた静かなユースホステルです。マルメまで約50km(車で45分)、ルンドまで約35km、イースタッドまで約30km。スコーネ観光の拠点にちょうどいい立地でした。

……ただ、着いたのが夜おそく。オーナーさんは翌朝が早く、もう休むところだったそうで、しっかり怒られてしまいました。ごめんなさい。

この日の費用

出費の3分の2はフェリー代。あとは車を走らせるガソリンと、街での食事や駐車場でした。

項目現地通貨日本円割合(円ベース)
Stena Line フェリー€171.67¥29,35565%
ガソリン€30.95¥5,29312%
スーパー買い物€23.12¥4,1289%
ランチ(ホットドッグ)€10.50¥1,8804%
朝ごはん€9.34¥1,6674%
駐車場(ロストック)€5.00¥8552%
駐車場(ロストック・朝)€4.67¥7982%
朝のパン€1.99¥3551%
ハンドクリーム€1.99¥3551%
朝のパン2€1.35¥2411%
合計€260.58¥44,927

(※ 現地通貨はユーロ。日本円は当時のレートでのおおよその金額です。)

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