Okinawa
ちいさなふたりと、はじめての南の島。
はじめての南の島
📍 沖縄県は日本のここ(日本の南の島)
はじめての、南の島
To the southern islands.
サクは2歳4か月、ハルは生後6か月。まだ小さなふたりを連れて、はじめての沖縄へ飛んだ。
那覇から船にゆられて久米島へ。そしてまた本島へ。青い海と、ゆるやかな島時間が、家族をやさしく迎えてくれた。
学生時代、一人で何度も旅した沖縄。そのなかでも久米島は、私が沖縄を心から好きになった特別な島だった。

瑠璃色の地球
The color of the sea.
久米島の浜辺に立つと、空と海の境がわからなくなるほど、どこまでも青がつづいていた。
サクは砂をかけ、波を追いかけ、声をあげて笑う。ハルははじめての潮風に、ぱちぱちと目をしばたたかせていた。
昔、この島では何もしない時間が心地よかった。あの頃と変わらない海が、今は子どもたちをやさしく迎えてくれていた。
ちいさなふたりと、ゆっくり
Slow days, together.
赤ちゃん連れの旅は、急がないのが一番。プールで水に浮かび、ホテルのベッドで転がり、兄弟でひとつのコップを分け合う。
観光を詰め込まなくても、ただ一緒にいる時間そのものが、いちばんの思い出になった。
昔は一人で自由気ままに旅をしていた。同じ沖縄でも、家族四人で過ごす今の旅は、ゆっくり流れる時間そのものが何より贅沢だった。
また、海へ
Until the next sea.
サクが波打ち際で見せた笑顔、ハルがはじめて感じた南の風。ちいさなふたりの「はじめて」が、いくつも生まれた旅だった。
学生時代に出会った大好きな沖縄へ、今度は父親として帰ってきた。旅の形は変わっても、この海が好きな気持ちは、あの頃と何も変わらない。
家族の物語に、また新しい一ページ。次は、どの海へ行こうか。