ニュージーランド、絶対に行きたい場所リスト ― 旅は手書きの地図からはじまる

🧭 これは 2026年12月 からのオセアニア大陸の旅に向けた、準備の記録です。同じ旅の記事を見る →

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旅のはじまりは、一枚の手書き地図から

家族4人でのニュージーランド。約1ヶ月半という、これまででいちばん長い旅になります。

「さて、どこへ行こう」。そう思ったとき、まずやったのは、ニュージーランドの白地図をプリントして、行きたい場所をひたすら書き込むことでした。

ガイドブックやネットで見て「ここは絶対に行きたい」と思った場所を、蛍光ペンでマーキングしていく。それだけで、もう旅がはじまっている感じがして、わくわくします。

この記事は、その地図に書き出した「絶対に行きたい場所」と、調べてわかった料金や子連れ目線のポイントの記録です。ここを基点に、これから旅のスケジュールを組み立てていきます。

※料金・所要時間・年齢条件はいずれも調べた時点の目安です。実際に行くときは最新情報をご確認ください。

行きたい場所を書き込んだ、手書きのニュージーランド地図
行きたい場所を書き込んだ、手書きのニュージーランド地図

地図とあわせて、下の一覧をどうぞ。気になる場所をタップすると、その詳しい説明へ飛べます。

エリア場所ひとことで
北島オークランド入国の街・旅のスタート
北島ワイヘケ島フェリー40分のワイン&ビーチ島
北島ワイトモ「地下の星空」ツチボタルの洞窟
北島ホビット村(候補)映画のセットが残るホビトン
北島ロトルア/テ・プイア間欠泉・地熱・マオリ文化
南島マールボロ・サウンズ(候補)入り組んだ入り江のクルーズ
南島アベル・タスマン黄金ビーチと海沿いトレッキング
南島カイコウラクジラに会えるホエールウォッチ
南島マウント・クック氷河湖へ絶景トレッキング
南島テカポ湖ミルキーブルーの湖と星空
南島オアマル世界最小ブルーペンギン
南島クイーンズタウン南島観光の拠点
南島フィヨルドランドミルフォード・サウンドの絶景
南島クライストチャーチ帰国の街・ゆったり街歩き

旅の大きな枠組み

まず決まっているのは、飛行機の「入口」と「出口」です。

・12月20日、北島の【オークランド】に到着(入国)

・2月4日、南島の【クライストチャーチ】から帰国

(航空券をどうお得にとったかは、別の記事「ニュージーランド行き航空券、家族4人分をお得にとる!」に書きました)

つまり、旅の大きな流れは「北島の北から入って、そのまま南へ下っていき、南島の南をまわって、最後にクライストチャーチから帰る」というかたち。この一本の流れの上に、行きたい場所を並べていくことになります。

北島で行きたいところ

オークランドに着いてから、南へ向かって旅していく順に。

オークランド(入国の街)

すべてのはじまりの街。ここから旅がスタートします。長いフライトのあとなので、まずは体を慣らしながら、街の空気を感じたいところ。

ワイヘケ島(ワイナリーとビーチ)

オークランドの目の前に浮かぶ、ワインとビーチのリゾート島。ダウンタウンのフェリーターミナルからFullers360のフェリーでたった約40分なのに、着いた瞬間に空気がリゾートに変わる場所です。

フェリーは朝6時ごろ〜夜22時すぎまで、30分〜1時間おきに1日20便以上。時間をあまり気にせず動けます。料金は徒歩乗船の往復で大人おおよそNZ$57〜62(約5,000〜5,500円)が目安。

島はニュージーランド屈指のワイン産地で、丘の上のワイナリーから海を見下ろしながらのランチが名物。特に人気は Mudbrick、Cable Bay、Stonyridge の3つ。どこも景色が本当にすばらしいのだそう。

ワインを飲まなくても、白い砂浜(オネロア・ビーチ、オネタンギ・ビーチ)や海沿いの散歩、のんびりした島時間だけで十分。子連れなら「フェリーに乗る」こと自体が楽しいイベントで、ビーチで遊ぶだけでも満足できそうです。

オークランド市内を1日減らしてでも、ここに丸1日使う価値あり。旅のはじめの「ごほうび」にちょうどよさそうです。

(参考:ワイヘケ島のフェリー・ワイナリーの詳しい情報

ワイトモ(ツチボタルの洞窟)

真っ暗な洞窟の天井いっぱいに、青白い光がびっしり。「地下の星空」とも呼ばれる、世界的にも珍しい光景です。正確にはホタルではなく、ニュージーランド固有の昆虫の幼虫が放つ光。一年中見られるのもうれしいところ(洞窟内は撮影禁止/ボート乗船は10〜15分ほど)。

定番はワイトモ・グローワーム・ケーブ。ガイドと洞窟を歩き、最後に真っ暗な地底川をボートで静かに進みます(所要約45分・大人NZ$85〜90前後・子ども4〜14歳NZ$40前後・3歳以下無料は要確認)。ボートは電動ではなくガイドがロープでたぐって進めるので、とても幻想的なのだとか。

ボートなしでじっくり派なら、大きな鍾乳洞のルアクリ洞窟も。歩きやすい遊歩道でツチボタルも見られます(ベビーカーは難しめ)。チューブで洞窟を流れるブラックウォーターラフティングもありますが、こちらは年齢制限で3歳・5歳は参加できません。

子どもたちがあの光を見て、どんな顔をするか。いまから楽しみです。

ホビット村(ホビトン)※地図にはないけれど、寄りたい候補

実は、映画『ロード・オブ・ザ・リング』のホビット村のセットが今も残っていて、観光できるようになっています。ワイトモからロトルアへ向かう途中(マタマタ近く)にあるので、ここもぜひ立ち寄りたいと思っている場所です。

(参考:ニュージーランド旅の記録(ホビット村ほか)

ロトルア/テ・プイア(間欠泉と地熱、マオリ文化)

「ニュージーランドらしさを半日で全部体験できる場所」。ロトルアは火山地帯で、ボコボコと沸く泥池、湯気の立つ地面、硫黄のにおい……「地球って生きてるんだな」と感じられる場所です。

中心となるテ・プイアの見どころは、大きく次の3つ。

・ポフツ間欠泉:高さ20〜30mまで噴き上がる、天然のニュージーランド最大級の間欠泉。運が良ければ滞在中に何度も

・地熱地帯:泥池や噴気が広がる、日本ではなかなか見られない景色

・マオリ文化:伝統のダンス、ハカ、歌(ラグビー好きなら「あのハカだ!」となります)

今は園内は必ずガイドツアー(英語)で、予約はネット一択。当日直前でも空きがあることはありますが、人気の時間帯や繁忙期はほぼ完売なので、事前予約が安心です。料金は入場のみで大人NZ$100前後(子ども料金あり/マオリディナー付きはさらに高め)、所要は2〜4時間ほど。

12月末は屋外施設のベストシーズン。天気が良ければ写真も映えます。温泉もある街なので、旅の疲れを癒すのにもぴったりです。

(参考:テ・プイアの体験レポート

南島で行きたいところ

北島から海をこえて、いよいよ南島へ。ここからが、ニュージーランドの大自然の本番です。

マールボロ・サウンズ(南島の玄関口)※候補

地図の南島の入口あたりに書き添えた、入り組んだ入り江と緑の島々が続くエリア。海のクルーズでのんびりしたい。そう気になってはいるものの、こちらはまだ候補。行けたらいいな、くらいの気持ちで残しています。

アベル・タスマン国立公園(黄金のビーチとトレッキング)

黄金色の砂浜と、エメラルドグリーンの透明な海。ニュージーランド屈指の散歩道「アベル・タスマン・コースト・トラック」(グレート・ウォーク)が有名です。全部歩くと長いので、水上タクシーで区間だけ「いいとこ取り」するのが定番。子連れなら特におすすめなのが、このコースです。

いま考えているのは、朝に水上タクシーでバークベイまで行き、歩いてアンカレッジへ戻るコース。干潮に合わせられれば8.4km・3時間、満潮なら11.5km・4時間と、潮で大きく変わります。

アベル・タスマンを子連れで歩く ― バークベイからアンカレッジへ、水上タクシーの使い方

バークベイ → アンカレッジ(約8〜9km・3時間ほど)。白いビーチ、巨岩、森、小川、吊り橋と見どころが詰まっていて、途中には天然の岩のウォータースライダー「クレオパトラズ・プール」も。12月末なら水遊びもでき、子どもが大喜びしそうな区間です。

もう少し歩ける日は、アンカレッジ → マラハウ(約12km・4時間前後)も一番人気の王道コース。

水上タクシーは片道おおよそ大人NZ$40〜60(区間によって変わる・荷物も運んでくれます)。

朝、海から公園へ入り、白砂と青い海を眺めて歩き、プールで子どもが遊び、展望ポイントで写真を撮って、また水上タクシーで戻る。「一番きれいな景色」と「子どもが楽しめる要素」のバランスがいいコースです。

カイコウラ(クジラに会える町)

「野生動物を見るならここ」と言われる海の町。沖がすぐ深い海底地形になっているため、クジラ・イルカ・オットセイが一年中集まる、世界的にも珍しい場所です。

いちばんの目的はホエールウォッチング。マッコウクジラは通年、季節や運によってはザトウクジラやシャチ、アホウドリなどの海鳥も見られます。老舗の Whale Watch Kaikōura のクルーズで、大人NZ$175前後・所要は2時間半〜3時間ほど。最低年齢は3歳ですが、海が荒れると安全のため下限の年齢が引き上げられることがあり、最終判断は船長。子連れは「海況しだい」という点だけ頭に入れておきたいところです。

そしてもう一つ、無料で楽しめるのがポイント・キーン周辺のオットセイ・コロニー。岩場で昼寝をする野生のオットセイを、かなりの高確率で見られます。子どもも喜びやすいスポットです。

運が良ければ、大きなクジラに出会えるかも。子どもたちの一生の思い出になりそうです。

マウント・クック国立公園(絶景トレッキング)

ニュージーランド最高峰マウント・クックの足元に広がる、絶景トレッキングの聖地。目玉はフッカー・バレー・トラック(往復約10km・3〜4時間・ほぼ平坦でスニーカーでもOK)。3つの吊り橋を渡り、氷河から流れるエメラルド色の川、氷山が浮かぶフッカー氷河湖、正面にそびえるマウント・クック……「ニュージーランドらしい絶景」が続きます。小さな子でも休み休みなら歩けると人気のコースです。

ハーミテージ ホテルからフッカー氷河湖へ ― フッカー・バレー・トラックの道のり(画像:Google Earth)
ハーミテージ ホテルからフッカー氷河湖へ ― フッカー・バレー・トラックの道のり(画像:Google Earth)

短時間でもう一つ、という日はタスマン氷河のエリアへ。ここは名前のよく似たコースが2つあるので、整理しておきます。

・タスマン・グレーシャー・ビュー・トラック(Tasman Glacier View Track)… 駐車場から短く歩いて、タスマン氷河を上から見る展望台へ行くコース。往復約40分。

・タスマン・レイク&リバー・トラック(Tasman Lake & River Track)… さらに歩いて、タスマン湖そのものまで行くコース。往復約1時間30分。

どちらも、ニュージーランド最大の氷河と氷河湖、浮かぶ氷山が見られます。

私たちのイメージは、午前にフッカー・バレー、村でランチ、午後にタスマン氷河ビュー。これだけでマウント・クックの魅力をほぼ満喫できそうです。

翌日はケア・ポイント・トラック(Kea Point Track)と、タスマン湖まで歩くコースも考えています。

(健脚向けの「天国への階段」=シーリー・ターンズ〔約2,200段〕や、上級者向けのミューラー・ハット・ルートもありますが、3歳・5歳連れの今回は見送り予定です)

テカポ湖(ミルキーブルーの湖と星空)※絶対行きたいリストに追加

マウント・クックのすぐ近く。大きなアクティビティより、景色とゆったりした時間を楽しむ場所です。氷河が削った岩の粒子(ロックフラワー)が溶け込んで、湖は乳白色がかったターコイズブルー。晴れた日は湖畔を散歩するだけで気持ちがいい。

そして星空。世界有数の星空スポットで、晴れた夜には天の川も南十字星も肉眼で楽しめます。写真好きなら、夜の時間はぜひ確保したいところ。湖畔に立つ石造りの「善き羊飼いの教会」はテカポのシンボルで、朝夕がとくに美しい。展望台のマウント・ジョン(昼の眺めも、夜の星空観察ツアーも人気)や、子ども向けプールもある温泉施設テカポ・スプリングス(3歳・5歳連れにうれしい)もあります。

実はテカポ湖もマウント・クックも、同じ「アオラキ・マッケンジー国際ダークスカイ保護区」の中。テカポは湖と教会、マウント・クックは雪山と天の川、と撮れる星空が少し違うので、両方まわれたら最高です。

さらに12月末は、ルピナス(ルピン)の花のシーズン。見頃は例年11月下旬〜12月ごろで、年によっては12月末でも咲いています。開花は天候しだいなので「見られたらラッキー」くらいの気持ちで。

オアマル(世界最小のペンギン)

夕暮れの海から、体長30cmほどの世界最小「ブルーペンギン」がヨチヨチと巣へ帰ってくる町。12月末は子育てシーズンで、活動も活発な時期です。ペンギンは日没後に帰ってくるので、日の長い12月末なら現れるのは20時半〜21時半ごろが多め。小さな子は昼寝をうまく入れて、少し遅い時間帯に備えたいところです。

有名な「オアマル・ブルーペンギン・コロニー」は有料施設で、入口の向こうに人工の巣があるため、ほぼ100%近い高確率で帰巣シーンを見られます。一方、口コミには「一般の道路でも出会える」との声もあり、有料ツアーに入るか、自分たちで探すか。ここは悩みどころです。

私たちのイメージは、午後にビクトリア地区(レトロな街並み)を散歩、時間があればモエラキ・ボルダー、夜にペンギン観察、オアマル泊、翌朝つぎへ。時間が限られるなら ①ブルーペンギン ②モエラキ・ボルダー ③ビクトリア地区 ④スチームパンクHQ の順がおすすめだそう。

夜、野生のペンギンが海から帰ってくる様子は、大人にも子どもにも忘れられない体験になりそうです。

(参考:ブルーペンギンを野生で探した記録ブルーペンギンの町・オアマル

クイーンズタウン(南の拠点)

湖畔の美しいリゾート地。フィヨルドランドへ向かう起点にもなる、南島観光の拠点。ここを足場に、まわりを旅する形になりそうです。

フィヨルドランド国立公園(南島二大絶景のひとつ)

マウント・クックと並ぶ、南島の二大絶景。世界遺産にも登録された広大な国立公園で、氷河が削ったフィヨルド、滝、原生林、山と湖……スケールの大きな自然が広がります。

いちばんの目的地はミルフォード・サウンド。高さ1,000m級の断崖と滝の間を進むクルーズ(約2時間・大人NZ$90〜150)で、オットセイやイルカ、運が良ければペンギンも。実はここ、「向かう道そのもの」が絶景で、ミラー・レイクス(風のない日は山が湖面に鏡のように映る)、エグリントン渓谷、ザ・チャズム、ホーマー・トンネル周辺など立ち寄りスポットが点在。クルーズだけして帰るより、途中で何か所か寄りながら1日かけて楽しむのがおすすめです。

子連れなら、前日にテアナウへ泊まって翌朝早くミルフォードへ向かうプランが無理がなさそう。日帰りトレッキングを入れるなら、湖畔を平坦に歩くレイク・ガン・ネイチャー・ウォーク(約45分)が3歳・5歳にはぴったり。もう少し歩けるなら、ブナの原生林から360°の展望が開けるキー・サミット(往復約3時間)や、エメラルド色の湖に出るレイク・マリアン(約3時間)も人気です。

12月末はベストシーズン。ただしフィヨルドランドは世界有数の多雨地帯で、雨は降ります。でも面白いことに、雨の日ほど滝が増えて迫力が出るので、「雨だからハズレ」ではないのが、この場所のいいところです。

クライストチャーチ(帰国の街)

旅の締めくくり。ここから帰国便に乗ります。最後は予定を詰め込みすぎず、街歩きをしながらゆったり過ごして、旅を振り返る時間にしたいと思っています。

ここから、旅程を組み立てます

こうして並べてみると、北島の4か所、南島の8か所。約1ヶ月半あるとはいえ、子連れでこれを全部まわるとなると、なかなかの大冒険です。

南島だけで見ると、いま気持ちのなかの優先度はマウント・クック(+テカポ湖)とフィヨルドランドが双璧。次いでアベル・タスマン、カイコウラ、オアマル、という感じ。ここを軸に、無理のない順番を考えていきます。

次は、この地図を見ながら「どの順番で・何日ずつ・どう移動するか」を組み立てていきます。家族みんなが楽しめるペースに落とし込んでいくつもりです。

旅の計画を立てているこの時間も、旅のうち。準備の記録も、これから少しずつ残していきます。

この記事のまとめ

・家族4人・約1ヶ月半のニュージーランド。まずは手書き地図に「絶対行きたい場所」を書き出した

・入口=12/20オークランド着、出口=2/4クライストチャーチ発。北島から南へ下る一本の流れ

・北島4か所(オークランド/ワイヘケ島/ワイトモ/ロトルア)+南島8か所(アベル・タスマン/カイコウラ/マウント・クック/テカポ湖/オアマル/クイーンズタウン/フィヨルドランド/クライストチャーチ)。マールボロ・サウンズとホビット村は候補

・各スポットの料金や子連れ目線のポイントもメモ。数字はあくまで目安(変わりうる)

・この地図を基点に、順番・日数・移動をこれから組み立てていく

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