ニュージーランド行き航空券、家族4人分をお得にとる!

🧭 これは 2026年12月 からのオセアニア大陸の旅に向けた、準備の記録です。同じ旅の記事を見る →

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結論:2席はマイル、2席は現金の「ハイブリッド発券」

いきなり結論から。わが家のニュージーランド行きは、こうなりました。

だれとり方支払い
妻+サク現金で購入2人で ¥250,140
私+ハルANAマイルで発券2人で 100,000マイル + ¥32,820
家族4人ハイブリッド¥282,960 + 100,000マイル

どちらもニュージーランド航空の、同じ便。4人ぶんを現金で買っていたら約50万円だったので、10万マイルで約22万円ぶんを浮かせた計算です(1マイル≒2.2円)。

書類の上では「別々にニュージーランドへ行く家族」に見えますが、同じ日の便をおさえているので、動きはまったく一緒。空港からオークランドまで、家族4人そろっての旅です。

ハイシーズンの年末年始またぎ、しかも直行便で、この内容。家族でオセアニアを目指す人にとって、これはかなり魅力的な話だと思うのです。ここにたどり着くまでの試行錯誤を、ぜんぶ書き残しておきます。

さあ、次の冒険へ
さあ、次の冒険へ

前提:家族4人・ハイシーズン・ニュージーランド

条件はシンプルですが、なかなかの難問でした。

大人2人+子ども2人(4歳と2歳)。時期は12月出発のハイシーズン。行き先はニュージーランド。

いちばんの壁は「特典航空券の席は、あっても1日2席」ということ。4人一緒にマイルで、は最初から無理筋だったのです。

検討した5つのルート

候補は以下の通りです。

ルート乗り継ぎ移動時間(片道)料金(4人)4席とれる?
① NZ航空をANAマイルで(直行)成田 ⇄ オークランドなし(直行)約10時間30分1人 往復50,000マイル
(サーチャージなし)
✕ 1日2席のみ=不可
② シンガポール経由をANAマイルで羽田→シンガポール→ニュージーランド
(シンガポール→シドニー/ブリスベン→NZも探した)
シンガポール(+オーストラリア)—(4人では組めず)✕ 空きがかみ合わない
2人ずつ1日ずらしなら○
③ 中国国際航空(北京経由)羽田 ⇄ オークランド(北京乗継)
特典なら 羽田→北京→AKL→クライストチャーチ / AKL→シンガポール→成田
北京(特典はシンガポールも)約29時間(現金)
約23〜24時間(特典)
¥471,332(現金)
200,000マイル+¥205,640(ANA特典)
○ どちらも4席とれる
④ NZ航空を現金で成田 ⇄ オークランドなし(直行)約10時間30分¥500,920
⑤ フィジー(ナンディ)経由成田→ナンディ→クライストチャーチ(行きの片道だけ購入)/ 帰り=NZ航空をANAマイルでナンディ(フィジーに数日滞在)9時間+4時間10分
(+フィジー滞在)
行きの片道だけで
4人 ¥302,221
(預け荷物は別料金)
△ 行きは4席○/帰りは1日ずらし
★ 決定! ①+④のハイブリッド
(ANA特典2席+NZ航空を現金で2席)
成田 → オークランド / クライストチャーチ → オークランド → 成田なし(行きは直行)約10時間30分¥282,960+100,000マイル○ マイル2席+現金2席

(※ ①〜⑤は調べていた時点での試算です。料金も空席状況も、日々変わります)

いちばん魅力的な①が、4人では取れない。ここが最大の悩みでした。残る現実的な選択肢は、現金で約50万円(④)か、北京を挟んで29時間/乗り継ぎ3回(③)か。……どれも、うーん。

そんな状態から、ひとつずつ見ていきます。

① ニュージーランド航空をANAマイルで(直行)

大本命。ニュージーランド航空は燃油サーチャージがかからないうえ、ハイシーズンにもかかわらず往復5万マイル。しかも直行便! 文句なしにお得です。

ただし、ずっとウォッチし続けてわかったのは、空きは1日2席のみということ。つまり4人では行けない。ここが最大の悩みでした。

② シンガポール経由をANAマイルで

シンガポール航空もサーチャージがかからないので、こちらも魅力的。ところが……

羽田→シンガポールの席をとれば、シンガポール→ニュージーランドの空きがない。

シンガポール→ニュージーランドの空きを見つければ、今度は羽田→シンガポールがない。

どちらかを立てれば、どちらかが立たず。

シンガポール→オーストラリア(シドニーやブリスベン)→ニュージーランドという裏ルートも探しましたが、これも4人分の空きはなし。

1日10回調べていると、たまに「空きが出た!よしきた、すぐとるぞ!!」となるのですが……システムの表示上そう見えただけで、実際は空きなし、ということも。ぬか喜びを何度したことか。

最終手段として「妻+サク」「私+ハル」の2組に分かれ、1日ずらしてシンガポール経由で行く案まで考えました。これなら、可能。ただ、合流までのホテル代、1日待つ労力、子連れワンオペ移動の大変さ。しかもこれを往復ともなれば……割に合わないな、と思っていました。

③ 中国国際航空(北京経由)

北京や上海経由なら、4人一緒に行けます。ちなみにこの航空券は、ずーっと空きがありました。現金で4人約47万円と、いちばん安いのも魅力。

しかも北京を挟む形にすれば、ANAマイルの特典でも4人分が取れました(20万マイル+約20万円。ただし乗り継ぎ3回で、片道23〜24時間)。

ただ、サーチャージが高い。トランジット待ちが12時間で、片道の総移動時間はなんと約29時間。そして正直、あまり使いたくない航空会社……ということで却下。

④ ニュージーランド航空を現金で(4人分)

4人で行けて、直行便で、片道たったの10時間30分。ハイシーズンにしては結構安いし、悪くない。

でも「すっごくおいしい!」というほどではなく、4人で約50万円となるとちょっと高いかな……と保留にしていました。

⑤ フィジー(ナンディ)経由でニュージーランド

フィジー行きたい!!と少しテンションが上がった案。作戦はこうです。行きだけをナンディ経由の片道で買って、帰りはニュージーランド航空にする。しかも帰りはANAマイルで、1日ずらして帰国する、という組み合わせ技。往復ともに分かれるより、これならまだ現実的です。

成田を夕方に出て、9時間でナンディ。フィジーで数日あそんでから、4時間ちょっとでクライストチャーチへ。行きの片道だけで、4人で¥302,221(大人¥95,294・子ども¥59,594)。しかもこの値段、預け荷物は入っていません(機内持ち込み7kgのみ)。1ヶ月半の家族旅行で預け荷物なしは、まあ無理。

料金は少し高めだけど、行きたかったから「このさい言っちゃおうかな」とまで思いました。

……が、よく考えたら勘違いでした。行きたかったのはニューカレドニア。別にフィジーには……ということで却下。フィジーに行きたい人には、いい選択肢だと思います。

決め手は「あきらめずに、もう一度見る」

消去法で「②の2組に分かれてシンガポール経由かな〜」と傾いていたある日。「最後にもう一度だけ、①のANAマイル枠をチェックしよう」と開いてみたら、空いていた。

すぐさま私+ハルの2席を5万マイル×2で発券。残る妻+サクは④の現金購入で同じ日の便をおさえて、「2席はマイル・2席は現金」のハイブリッドが完成しました。

毎日しつこく見続けた者だけがつかめる2席。航空券さがしは、根気の勝負です。

今回学んだこと

検索に行き詰まるたび、ChatGPTにも相談していました。そこで学んだ探し方が実際にかなり役立ったので、要点を残しておきます。(※特典のルールや在庫の仕組みは変わることがあるので、最新の情報はご自身でご確認を)

ANAサイトの「空席なし」は、最後の答えじゃない

ANAサイトの検索は、乗り継ぎが多い旅程・接続時間が長い旅程・行きと帰りで都市がちがう旅程を、結果に出さないことがあるそうです。「東京→オークランド」で空席なしでも、「東京→ソウル」「ソウル→シドニー」「シドニー→オークランド」と区間ごとに調べると空席がある、ということが起こりえます。

エラー「E_A04P01_0001」が出たら:空席に見えて、取れない

ANAの特典予約で、私が何度も泣かされたのがこのエラーコード。「あいにく手続きを承れません」と出るあれです。意味はざっくり言うと「空席があるように見えるけれど、その条件では確保できない」。原因はだいたいこの4つだそうです。

・人数分の席が足りない:特典航空券は「同じクラスの空席が人数分」必要。大人2人なら取れるのに4人にするとエラー、というのはたいていこれ

・提携他社との表示ズレ:ユナイテッド航空などが絡むと、検索画面では空席ありでも、ANA側では実際には取れないことがある

・乗り継ぎ条件:最低乗継時間や、子ども連れの旅程制限に引っかかっている

・瞬間蒸発:人気路線は、誰かが先に確保して表示だけ残っていることもある

対処法は現実的な順に、①人数を分ける(2人+2人)②電話で「この便、4席まとめて特典で取れますか?」と聞く ③経由地を変える ④日付を±3日でなく±1週間の幅で見る。

②の章で書いた「ぬか喜び」の正体は、たぶんこれ。そして、わが家が最終的に「2席+2席」に分けたのも、結果的にこの攻略法そのものでした。

Unitedのサイトで探して、ANAで予約する

スターアライアンス特典の空席は、ユナイテッド航空のサイトのほうが見つけやすいそうで、マイル界では「1. Unitedで探す → 2. ANAで予約する」が定番の手順なのだとか。

ただし落とし穴もあります。Unitedに表示されるマイル数はUnited独自の特典価格のことがあり、ANAマイルで取れるのはセーバー枠のみ。つまり「Unitedで見えるのに、ANAでは取れない」旅程もあります。私が見つけた成田→ホノルル→オークランド(52,325マイル表示)は、まさにそのパターンのようでした。

電話という手もある

ANAの電話窓口は、サイトが出してくれない「3区間以上の乗り継ぎ」や「行きと帰りで別都市」の旅程を、区間ごとに探して組んでくれることがあります。ただし見ている在庫はサイトと同じなので、存在しない席が出てくるわけではありません。

頼み方のコツはこの一言だそう。「スターアライアンス特典で、東京からニュージーランドまで、経由地を含めて探してもらえますか?」

「穴」をつく

ニュージーランド行きの特典は、ホノルル・バンクーバー・シンガポール・シドニーあたりを経由地に使うと突然出ることがあるそうです。出発空港を変える(羽田→×でも成田→○)、到着都市を変える(オークランド→×でもクライストチャーチ→○)だけで出ることも。

結局わが家は、正攻法の「毎日見る」で2席をつかみました。それでも、この知識のおかげで探し方の幅はぐっと広がったと思います。

とれた旅程

12月20日、成田からオークランドへ直行。帰りはクライストチャーチからオークランドを経由して、朝の日本に帰ってきます。約1ヶ月半の、家族のオセアニア大冒険です。

日付便区間時刻
12/20(日)NZ094成田 → オークランド14:30 → 翌05:00
2/4(木)NZ570クライストチャーチ → オークランド19:10 → 20:35
2/4(木)NZ095オークランド → 成田23:55 → 翌06:50

行きは直行で約10時間30分。日本を昼過ぎに出て、朝のオークランドに着きます。オークランドからクライストチャーチまでは自分たちで移動して、南島から帰る。この「入りと出を変えられる」のも、うれしいポイントでした。

この記事のまとめ

・ニュージーランド航空はサーチャージなし+往復5万マイル+直行便。ANAマイル利用の大本命

・ただし特典枠は1日2席。家族4人なら「マイル2席+現金2席」のハイブリッド発券が現実解

・シンガポール経由の乗り継ぎパズルは、行きと帰りの空きがかみ合わず苦戦しがち

・空席は突然あく。毎日チェックして、最後にもう一度見ること

・家族4人・ハイシーズン・直行で、しめて ¥282,960 + 100,000マイル。全部現金なら約50万円でした

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