パリからベルギー・ディナンへ ― 子連れの車移動(DAY5)

🧭 これは 2025年8月 のヨーロッパ大陸を旅した記録です。同じ旅の記事を見る →

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訪問先

今日は、長く過ごしたパリの宿を発つ日。

向かうのは、ベルギーの小さな町・ディナン。その途中、フランス北部の古都・ラオン(Laon)に立ち寄りながら、のんびり北へ向かいました。

ディナンは、ムーズ川が深い谷を流れ、切り立った岩山の足もとに、玉ねぎのような丸い鐘楼の聖母教会が立つ町。サクソフォンを生んだアドルフ・サックスの故郷でもあります。

ルート

パリ → ラオン → ディナン、という道のり。

地図上の赤い番号ピンは、だいたいこの順番で見てください。

1. パリ(Paris)

2. ラオン(Laon)

3. ディナン(Dinant)

車での移動時間は、ぜんぶで約4時間半(およそ295km)。途中のラオンでひと休みしながら、のんびり北へ走りました。

丘の上の古都、ラオン

※ 写真の時刻は、現地(フランス・ベルギー)の時間です。日本との時差は7時間。

数日前から風邪っぽい感じで調子がすぐれませんが、車で移動開始。

風邪がなおりきっておらず、なかなか辛い道中でした。

スーパーに立ち寄り、一人休むことにしていましたが、寒くてそれはそれで辛い時間。

お昼すぎ、トイレ休憩も兼ねて立ち寄ったのはラオン(Laon)。小高い丘のうえに広がる古い町で、その頂には、大きなゴシックの大聖堂がそびえています。「冠をのせた山」とも呼ばれる、遠くからでもひと目でそれとわかる町でした。

14:31/丘の上に、ラオン大聖堂の双塔が見えてきた
14:31/丘の上に、ラオン大聖堂の双塔が見えてきた

長いドライブのあいだ、ずっと車のなかだったサクとハル。ようやくひと息つけました。

14:40/駐車場のわきの芝生で、ふたり
14:40/駐車場のわきの芝生で、ふたり

ひんやりとした大聖堂のなかへ。高い窓から光がさして、白い祭壇がぼうっと浮かびあがる。この像について、受付の方が妻にいろいろ説明してくれて、それを私にも教えてくれたのですが……すべて忘れてしまいました。

14:49/意味深な像
14:49/意味深な像

ひととおり見終わって、家族写真を撮りたいと思った。

でもサクとハルは来ず、、、

ベンチに腰かけて休む妻ひとりの写真になりました。こういう「なんでもない時間」が、あとからいちばん思い出されたりするものです。

15:04/サクとハルがくるのを待つ
15:04/サクとハルがくるのを待つ

石の車止めに、ちょこんと腰かけるサク。さあ、そろそろディナンへ向かいましょう。

15:17/「もう行くの?」
15:17/「もう行くの?」

日暮れの、ディナン

ディナンに着いたのは、もう日が暮れかけるころでした。

本当はそのままホテルで休みたかったし、サクとハルに早くご飯を食べさせてあげたかった。

でも、翌日は雨の予報。「今のうちに、町を見ておこう」と、急ぎ足で川のほうへ向かいました。

20:27/夕陽のさす、石畳の路地
20:27/夕陽のさす、石畳の路地

橋の上から見上げると、岩山を背にした聖母教会と、川沿いに並ぶカラフルな家々。夕暮れの光が、町ぜんぶをあたたかく染めていました。サクとハルは、ジャンボリミッキーダンスでポーズ。

20:49/橋の上で ― 背景はディナンの聖母教会と断崖
20:49/橋の上で ― 背景はディナンの聖母教会と断崖

ムーズ川を背に、妻とふたり。手をふってくれました。

20:50/川を背に、3人で
20:50/川を背に、3人で

ディナンは、サクソフォンを発明したアドルフ・サックスが生まれた町。橋の上には、世界各国の色をまとった巨大なサックスのオブジェが並んでいます。

21:00/サックスの橋で、肩車
21:00/サックスの橋で、肩車

すっかり暮れた、川辺の通り。

お腹をすかせて、夜ごはんをずっと待っていてくれたサクとハル。高台から町を見られる場所があるようなので、そこへ向かいました。しかし、そこは有料だし、そもそも開いていなかった。ということで今日という一日はこれで終わりとしました。今日もよく頑張ってくれました。

21:02/暮れていく、ディナンの町
21:02/暮れていく、ディナンの町

泊まった宿

この日の宿は、ディナン近郊にある「La Chapelle(ラ・シャペル)」。夜遅くにようやくたどり着いて、子どもたちと一日の疲れを休めました。

くわしくはこちら → La Chapelle(Booking.com)

名前のとおり、かつて礼拝堂や学校として使われていた歴史ある建物を改装した、ちょっと変わった宿です。館内にはアンティーク家具やブロカント雑貨が並び、一歩入るとヨーロッパの蚤の市か、映画の世界に迷い込んだような雰囲気。温かみのあるヴィンテージのインテリアと、遊び心のある客室が印象的でした。

オーナーさんのもてなしも温かく、子ども向けの遊び場や広々としたファミリールームもあって、家族旅行にはぴったり。ディナンの中心部までは車で約15分。自然ゆたかなアルデンヌ地方の散策にも、ちょうどいい拠点です。

そして、お客さんが泊まる部屋は2階なのですが、2階へ上がる途中の出窓に、イエス・キリストの人形が置かれています。サクにとってはそれが怖かったみたいで、しきりに恐れていました。気持ちはわかりますが、、、

「普通のホテルでは物足りない」。そんな人にこそおすすめしたい、ベルギーらしい個性と温もりにあふれた一軒でした。

宿のようすは、動画でどうぞ。

この日の費用

移動が中心の一日。高速代とガソリン、そして子どもたちの乗り物と、ディナンの観光税が主な出費でした。

項目現地通貨日本円割合(円ベース)
さくはる乗り物€5¥89516%
ディナン観光税€4¥71613%
ガソリン€20.0¥3,42760%
パリから高速€3.8¥64811%
合計€32.8¥5,686

(※ 現地通貨はユーロ。日本円は当時のレートでのおおよその金額です。)

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